札幌Ruby会議2012に参加しました
2012/09/14 〜 16 の3日間で開催された札幌Ruby会議2012にスタッフとして参加してきました。
Join
私はレポート班として参加しました。
とはいってもスタッフとしてJoinするまでには結構時間がかかって、というか、気がついていたら時間が経っていて、参加したいという気持ちはあったけれどなかなかタイミングがつかめない状況でふわふわしていました。
そんなあるとき、前鼻さん等と飲む機会があってJoinできました。6月頃だったかな。丁度かくたにさんが来札されたときに僕は初めて打ち合わせに行って、自分が所属するのがレポート班というのがわかって、文章を書くのがあまり得意ではないんだけどその時点から力になれるとしたらレポート班かなと思ったのでがんばろうと思いました。
事前特集号
最初の仕事はCFPから事前特集号を書くというものでした。分量もそれほど必要なかったので書くこと自体はそれほど難しくはなかったのですが、まつもとゆきひろさんのはあまり情報がなくて結構悩みました。しかも2日目だと思っていて期限に余裕を見ていたときに、Keynoteは一回目の事前特集号に載せるというのを締め切り後に教えてもらって急いで書きました。よく連絡事項を読んでいなかった自分が悪いです。前鼻さんすみませんでした。
そうやって毎週毎週事前特集号を書いていくうちに、自分がレポートする人のこれまでの経緯というか人となりというかいろいろわかっていって面白かったです。正直、まつもとさん以外は今まで知らなかった人だったんですけど、みなさんそれぞれ活躍していて、こんなすごい人達がたくさん来るんだなぁ、と改めて実感しました。
いよいよ当日
そして当日です。直前まで自分の転職やらなにやらでバタバタしていたというのは言い訳にならないかもしれませんが、あまり練習などできず準備OKという感じではありませんでした。そこで初めてバディの hokkai さんと出会いました。なんというか、若いのにとても落ち着いていて堂々としていて頼りになる男でした。けっこう年下なはずなんですけどこういう時は全然関係ないですね。
初日は一コマですが最後の時間帯だったので時間があり、かなりそわそわしてました。セッションのメモをEverNoteに書こうと思っていたのでそこにテンプレートなど作って見なおしたりと繰り返したり。どちらかというと、他のレポート以外のスタッフとはあまり絡めず僕はレポート部屋に篭りっきりでした。そして初回のセッションでまるでスポーツのようにメモを取り、まとめる間もなくオープニングパーティに行きました。その時点でかなり焦りがありました。でもお酒を飲んでしまうと概ね忘れてしまいましたが・・・。
スタッフ宿で少し清書などしながら眠りにつきました。前鼻さんとほっかいさんと一緒で修学旅行みたいで結構楽しかった気がします。その感じで二日目、三日目とセッションでメモをとりつつすぐにレポートを書き続けるというストイックな時間を過ごしました。
レポート班は主に9会議室に陣取っていたので、そこからメンバがセッションに旅立っていく際にはなんともいえない送り出し感がありました。戦場に旅立つ感じのなんとも言えない感じの。そしてだいたいみなさんボロボロになって帰ってきていたような気がします。地味ですが、レポート班って裏で命を削っていた気がします。ちょっと大げさ過ぎますかね。でも大変だったんです。
三日目も終わり、打ち上げパーティも終わりましたが、レポート班は終わりません。僕は間違って朝まで飲んでしまったので、次の日の午後から急いで残っていたレポートを2つ仕上げました。休日だったのが幸いです。書き上げたところでとりあえず私のレポート班はここで終了しました。4日間レポートを書き続けたという特別な体験をできて、辛かったですがとても勉強になりました。札幌でRuby会議を3日間も行うという、実はものすごいイベントに少なからず協力できたのがなによりも嬉しかったです。
懇親
期間中、ひたすらレポートをやっていたのであまりRuby会議の雰囲気を味わう余裕はありませんでしたが、懇親会などで楽しかったいくつかの思い出があります。特に2日目の懇親会で外国の方と話したり永和の人と話したりそらさんと話したり咳さんにソースを見せてもらったりと。
たしかその後は前鼻さんと万葉の田中さんとほっかいさんでスープカレーを食べに行きました。田中さんがすごく気持ちのよい人だったなぁ、というのを覚えています。
kaja
そしてレポートとは関係ないですが、私をRuby kaja に選んでいただいて、Ruby会議の場に自分の名前がスクリーンに映ったのは最大の思い出です。
コードを書くのは好きですが、大した綺麗なコードも書けずRailsも見よう見まねで書いているようなレベルの私ですが選んでいただいて本当に感謝しています。kajaに選ばれていたのは事前に知っていたのですが、当日実際にスクリーンに自分の名前が出ているのを見てなんとも不思議な気持ちになりました。ホントにいいのかなと。
kajaの名に恥じぬよう、たくさんコードを書いていこう。
熱意
自分はレポート班として参加したRuby会議ですが、開催までのスタッフのMLには膨大のメールが流れていました。準備に関わる膨大な作業をみなさんそれぞれ仕事を持っている中で粛々と行なっているのを目の当たりにしてただただ関心していたというか、そんな言葉では表しきれない気持ちで見ていました。
そこに関わるやりとりを見ていると、とにかくこのイベントを成功させたいというみなさんの熱意が伝わって来ました。なんなんだろう、この情熱。すごいなぁ、と。当日、あれだけの人数の参加者がいる中で大きな問題もなく無事会議をやりとげられたのはあの綿密なやりとりがあったからなのかなと事後に思っている次第です。
最後に
とにかくRuby会議に関われてよかったです。ちょっと前までは自分がスタッフとしてこういうイベントに参加するなんて夢にも思いませんでしたから。そこに至るまでのすべての出逢いやきっかけに感謝します。
うまく結びの言葉は見つかりませんが、みんなすごい人達でプログラミング好きな素敵な人達でした。僕ももっとプログラミング好きになれるようがんばろうと思いました!
追記
技評さんのレポートがFixしました。
- http://gihyo.jp/news/report/01/sapporo-rubykaigi2012/0001
- http://gihyo.jp/news/report/01/sapporo-rubykaigi2012/0002
- http://gihyo.jp/news/report/01/sapporo-rubykaigi2012/0003
ちなみに僕が書いたレポートは、増井さん、まっつさん、LT、三村さん、長永さん、でした。